オイラート(〜1454)

※オイラートは、マームードが(8)オルジェイ=テムル=ハンを殺害してからモンゴル政権と大いに対立し、マームードの子トゴンが(12)トクトブハを擁立してから実質的に権力を握った。
※その子エセン=ハンは(12)トクトブハを殺害して、成吉思汗の後裔以外ハン位を継承できないという慣例を破って、ハン位に就いた。これはモンゴル史上唯一の例外であり、「オイラート・ハーン」とも呼ばれる。ただし、エセン=ハンの在位は短く、1453年夏から1454年夏までの1年間であった。

マームード━トゴン=タイシ━(13)エセン=ハン